最近のウォーキング・デッドはぁ

シーズン8後半、なかなか見る気にならない。

ネタバレ注意

シーズン1、2はタラボン監督が演出、プロデュースしていてセンス溢れる名作。
シーズン3、4で急にスプラッター的になったけど頑張って見たのは面白くってハマったから。

簡単に言えば、アポカリプス、世界の終末のなかでいだく希望。

リックのグループには子供や老人、暴力と無縁そうな男子もいる。彼らが心の底で夢みるのは、安全に子育てもできるような社会をもう一度取り戻すこと。
この巣作りにまつわる攻防に強烈に惹かれる。

けれどそれもおまけしてシーズン6まで。
シーズン7ではグレンが死ぬし、8ではカールも死ぬ。そのほか死んでほしくないキャラも数人いたけど我慢する。我慢しても、今では悪人とマッチョな強者の戦いがクローズアップされ、このドラマに通底していたはずの希望の物語が消えてしまった。
オリジナル6といわれた最初からのメンバー構成は見事だ。ホラー嫌いさえ、ファンに取り込んでいたのではないか。

まったく、なんで殺しちゃったんだよ⁉