イラク市民

最近ビデオニュース*1を聞いている。既存のマスコミの情報に比べるとこのネット放送はインサイドエディションって趣でとても面白いんだ。141回の放送−ちょっとした要約とpreviewが見られる*2−は感激した。
つくづく思うに、日本の外交はアメリカの顔色を見たり国際関係のなかで必死に官僚や政治家が頭を働かせているのだろうけど、しかし、そうした政治的、外交的な処置のなかで見過ごされるのは、今回のイラクの件にしても、紛争当事国の人々に対する思いやりだなあと思う。アホな偽善を言いたいのじゃないよ。
つまり、ケン・ジョセフさんがうったえる「イラク市民の中には「自由や民主主義の実現を望んでいる」人々がいるんだ」って話しにハッとするのは、日本のマスコミ報道がイラク問題に対して政治的な視点一色だったことを思い知らされるから。(マスコミは戦争反対とアメリカが悪いと自衛隊の話し一色)。どこかに思いやりの視点がなければ、役に立つ支援なんて出来ないよな。
ケン・ジョセフさんの日本の平和憲法にたいする賛美にあたしは胸がつまった。