2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

父と靖国

父は「天皇のために」戦争に行ったそうだ。しかし戦後は昭和天皇にすっかり失望し、わたしが知っている父は民主的で温厚だ。ある日、母が笑いながらわたしに耳打ちした。「父さんは靖国に入れるモンなら入りたいんだってさ。」驚いた!バクテンが出来るもの…

PCのモニタがぶっこわれた。チクショー。(・・) 古いパソにはロータス123を入れてないしむった困ってる。

■■■「変える自由」について考えてみると もちろんわたしの根底には「無根拠」な気分がある。けれどだからといってその時その時の状況が「真理なるもの」や「正義なるもの」として分かり易い形でわたしに見えるのかというととんでもない話しで、「真理や正義…

亜細亜主義バナシ

亜細亜主義バナシにずっと引っかかっていたけど、ようやくわたしなりのケリ。 若手の学者さんで形式的にやっている人とかがいて、そういうかたのご本などは専門書であるのでなかなか読めなくて残念ではあるけど、たぶん、人が一番始めにやる事って自己肯定な…

「降りる自由」って

■■■雪がどしゃどしゃ降る中、息子に車の運転を教えた。ちかれた・・。車の中の息子とわたしはひたすらパニクっており、この次、、は、ピアフの「暗い日曜日」なんぞかけておちつくべ。 ■■■「降りる自由」の話しを読んだ。その方は「国会議員たちが意思決定を…

miyadai氏のアジア

宮台氏が「愛国とは権利であり、義務ではない」という問題について書いてる。*1これはつまり、「裁判員制度つくろう会の運動は市民の権利です」というような政治的な活動の根拠を突き詰めていくと、たぶん、理論的には超越者(天皇)が出てくるってことだよ…

裁判員制度

tv

片山徒有氏の「市民の裁判員制度つくろう会」がすごい!と思った訳の続き。 (あたしはこうした運動というのは単に行政に自ら進んで取り込まれるだけじゃないかと思い込んでいたのだけど、なんつうなんつう!浅はか!)。彼は運動を(心情的には複雑な怒りや…

『責任と正義』

冒険。 『責任と正義』を読み始めた。専門書だった・・。もう前書きから難しい。ある社会の状況における、「社会的なるものの肥大」と「政治的なるものの盲点化」と書いてある。これは「秩序と権利」の相克とかいうようなことだろうか、と思っていると、「何…

市民の裁判員制度つくろう会

tv

すごーい!ビデオニュース*1見ました。片山徒有さんとおっしゃる「市民の裁判員制度つくろう会」のかたがゲストの今回は目からうろこ!すごーい、片山さん、すごい!片山氏は、重罰化に対して、「修復的司法」(しらなんだ)やダイアローグといった考え方に…

嘔吐

「平和」の理念を目的合理的にみたにせよ、ことによったら北一輝のような熱情に「理性の狡知」をみているんだとしても、空虚なアイロニーに戯れたとしても、 もし、自衛隊員が攻撃されて死傷者が出たら・・と想像したら胃のあたりが少しおかしい。(_ _) とい…

あたしは魅力的な面白い話しを書く人たちにアンテナを張っています。だからなんなんだつう・・。(笑 ■■■台所のTVを見ながら料理していた主婦の感想 自衛隊の駐屯地へデモで行って、自衛隊員の中から「派兵反対」という造反者を引っ張り出そうとしているらし…

お返事(その2)

結局のところ、田吾作が言葉を持つことなどほんとうに知識人は望んでいるのだろうか?高卒の田舎町暮らしで、小さいときから理屈っぽいことを考えるのが好きだったけど、子供を持って生まれて初めて社会に興味を持ち、知識人の言葉をネットで覚えた年寄りで…

お返事(その1)

インターネットの可能性の一つに、少数派がその立場からモノを考えたり質問したり出来る、というのがあると思う。 アイロニストの条件の一つには、ある事や状況に絶望したとき、その対象を軽蔑したり憎んだり出来る、ということがあると思う。軽蔑も憎しみも…

降りる自由って

例えばあたしがホームレスになったとき、あたしは自身が「降りたんだ」とは言わずに「ちょっと生き方を変えたんだ」と言いたいのだ。社会はそうゆう「変えることが出来る」自由がある、と思いたい。もしあたしが抑圧的な男と暮らしていたなら、お互いのリズ…

miyadai氏のアジア

いまアンテナ巡りをしてきたとこだけど、なんだな、ヘンだな。あたしは宮台氏の「亜細亜主義と北一輝」という文章は、「宮台という記号」を抜きにして、その文章をたたき台にして若者達が大いに議論すればいいのに、と思ってた。「亜細亜主義と北一輝」とい…

■先週のサンデープロジェクトで、イラクへの自衛隊派遣について、田原総一郎が菅直人に詰め寄っていた。 「民主党が与党だったならコウヤルンダ!ってのを国民に言わなきゃダメだよ。」 「いや、だから、民主党としては、首相に説明責任を果たせと言っている…

ブッシュ大統領

tv

デビッド・ケイ氏の「イラクの大量破壊兵器疑惑は間違いだった*1」という発言に対して(かなり多くの人がやっぱりそうでしょう、と思っていた、と思うのだが)それ以来、TVは「英米両政府も大量破壊兵器疑惑は眉唾モン」と分かっていたらしいという特集など…

miyadai氏のアジア

推理 ここ*1を読んで推測。つまり、宮台氏は、「弱者である社会的逸脱者と権力の焦点としての天皇はおなじ逸脱者だ」と理詰めの構造論?をやって深淵に絡め取られている?「宮台氏は疲れ切っているのではないかしら」と、見ず知らずのあたしなぞはなんだかと…

miyadai氏のアジア

宮台真司氏の「亜細亜主義と北一輝」に寄せた文章*1を読んで、連想などを。原理的なものを持たない日本の「もののあわれ」などいわれるような「美しく哀しい日本の魂」について云々するのは、戦後日本が、アジアに対して容赦ない経済的侵略をしてきたことに…

miyadai氏のアジア

宮台真司氏の「亜細亜主義と北一輝〜21世紀の亜細亜主義」*1を読んだ。今、彼が「日本の近代について問いかけなければならないのは何故なのか?」「日本のアイディンティティを問うとはどういうことなのか?」。 (ここを読む限りでは)後半の北一輝は「(…