2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

男女共同参画社会と自由

「男女共同参画社会」*1の形成におけるバックラッシュ派―と言うのかどうかわからないけど―についてあたしの憶測独断推断。会長の主張に対して、「男女共同参画社会基本法」の理念に則ろうとしているフェミニズムなどの市民運動派の主張は道徳的。 会長は、こ…

9/20の続き

今は経済的な状況変化のなか、正義や愛の危機も、家庭や学校や地域の崩壊も、それぞれに大切な何かを問題にしようとしているのでしょうが、なぜかそれらが功利的な目的に収斂していくような気がしたんです、わたし。 もちろん、資本主義経済のなかで生きてい…

時代の申し子

「すきなようにやりたいことやればいいんだよ。仕事なんてどこにだってあるんだから。」・・と、かつては子どもに言っていたけど、今、このひどい就職難!おまけに就職しても先のことはわからない。 たぶん、高度成長期が終わろうとしていたとき、資本主義は…

「存在の耐えられない軽さ」

DVD

フィリップ・カウフマン監督*1 あたしはこの映画を見ていなかった。早速レンタル。ガキの頃とはいえ、リアルタイムで「プラハの春」とソ連の侵攻を見て悲しんだあたしとしては、トマーシュがサインを拒む―そのせいで彼は医者を続けられなくなる―シーンがとて…

「子どもが見えない」9/8の続き

TV

わたしも子どもの頃、描かされたことがある「木、家、人」の絵。かつてはそれらの絵に「物語性」が見られたが、最近は「記号的」に脈絡なくそれらが並べられた絵が多い−ポストモダンというコトバが脳裏に浮かんだせいで、このまとめはちょっと怪しいけど、笑…

NHKスペシャル「子どもが見えない」

TV

.. 第2回目の放送に感動。*1 ヤンキー先生こと義家弘介氏が、親の期待に沿い続けることが苦しくなった子どものVTRなどが紹介されるたびに何回となく口にしたコトバ。「それ(教育)は親の夢や期待だから」。彼はそれを子どもたちに向かって言っていると思っ…