2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

怪談

5・6歳の頃だったろうか、わたしはよく昆虫を捕まえて遊んだ。バッタやカマキリは草むらにいくらでもいた。カブトムシと鈴虫もつかまえたことがあって虫かごに入れて飼ってみたが、すぐ死んでしまった。 カマキリは動作が鈍くてしゃがんで見つめていると鋏…

「ハプニング」「お見合い結婚」

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「お見合い結婚」ユースケ・サンタマリア、松たか子と共演してたんだ。松たか子、ほんとに可愛い。1.2回くらいまでは最高のコメディなんだけど、だんだん、ちょっと、ん、役者が頑張りすぎたのかな?でも、最後まで楽しめた。 「ハプニング」(M・ナイト…

「母べえ」「マーゴット・ウェディング」

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「母べえ」違和感ありまくり。子どもたちのお母さんが、おばあちゃんに見える。 「マーゴット・ウェディング」飛び交う会話が醍醐味なのに、どっしょもない。英語がわからないんだから。にしても、珍しくキッドマンがクソッタレな女を演じている。

「嫌われ松子の一生」/男と女

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「下妻物語」の監督。おもしろかったぁ!でも男と女って難しいな、って考え込む。松子は「愛に生きる」ってな価値観を貫いた女。でもって「愛に生きる」ってどうゆうことかって考えると、それは、、やはり、男の生き方や信条に合わせるってことなんだな、と…

『日本の現代思想』(仲正昌樹)

最初にこれを読めば良かったよ。( 。・・。)朝、インスタントコーヒーを飲みながら、「随分と薄いなあ」と思っていて、ふと、マグカップをのぞき込むと、そこにはたんなるお湯がはいっていた。そういえば、エッシャー(19日分)の生涯展も、記号とその文脈的演…

エッシャー展と中華料理

あかーん、なんか鬱々としている。「エッシャー展、行く?」「うん・・。」 エッシャーの絵はむかしっから何回も見てる。面白くて引き込まれはするものの、彼の絵は好きじゃない。だけど、期待もしないで出かけたそのエッシャー展は、生涯展、というような構…

『思想の死相』(仲正昌樹)

面白かった。ドゥルシラ・コーネルのお話がとても印象的。例えば、仕事は、目的に向かって生き生きしなきゃ、できるものも出来なくなってしまう。そして押し寄せる(ノウハウに対する)考え方の転換。(超越的な)理念=目的の裏側には欲望が張り付いている…

『ポスト消費社会のゆくえ』『日常・共同体・アイロニー』『民主主義という錯覚』

昔、中内功氏がNHKのインタビュー番組に出ていて、ダイエー失敗の原因を聞かれ、「官僚体質になってしまったことでしょうねえ。」と答えていた。成功したシステムが柔軟性を失い、社員の創造性が失われていってしまった、というような意味ではないかと思う。…

「アヒルと鴨のコインロッカー」/と意味の廃墟

仲正昌樹氏の『自由は定義できるか』という本を読みながらこの映画を思い出す。(昨日のエントリーの続き)。ネタバレあり; 日本語が拙いブータン人の話し方を抜きにすれば、面白い映画。で、この映画は、復讐のお話なんだけど、一切が私的で(そこがものす…

『なぜ「話」は通じないのか』(仲正昌樹)

ん・・まあ、「こーゆうふうなことに気をつけなさいよ」ってことが書いてある本。最初のほうは、論壇とかの話しなので、笑ってたんだけど、だんだん、ネット界隈のはなしになって、小石があたしにもボンボン当たるわけで・・イタッ、イタッ、って。『自由は…

『自由は定義できるか』(仲正昌樹)

良い本。十数年前に「自由ってなんだ?」と考え込んだことがある。読みながら子どもが小中学生だった頃のことをあれこれ思い出していたんだけど、なんと言っても「自由」のことを考えたのは、「子育て」のせいだったから。 ウチの子どもはゆとり教育世代で、…

使い捨ての極意

あたしが会社のトップだったなら、人材は使い捨てたいと思うだろうな、とおもう。 仕事のやり方って、どんどん、紋切り型になる。型にはまっていく。こうゆう社員ばっかりになると沈滞して、その会社は業績が落ち始める。だから、会社は「創造と変革」の意識…

『宗教化する現代思想』『プライバシーの哲学』(仲正昌樹)

「宗教化する現代思想」仲正昌樹氏の本は前に数冊読んでいて、「あえて暫定的に語らずにおれない(んだろう)学者たちに厳しいんだなあ」と思っていたのだ。で、わたしは読みながら「わかるけど、でも・・」と呟いておりました。ところが、最後のほうへきて…

愛する友よ、

びっくりした。不倫にはまっている、とS子が言う。深刻な状況。 遠方のKより電話。彼女の子どもに問題が発生。彼女は泣いている。 九州に住むA子から電話。離婚するという。夫がネグレクトなんだ、と言う。わたしは意味がわからない。彼女の話を必死になって…

「結婚できない男」

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おもしろい!今まで、パッケージのデザインが嫌で手を出してなかった。そんした。 うん、あたしだって、桑野みたいな生活してるんなら結婚したくない。・・まあね、あたしは19のとき結婚しちゃったんだけどさ、でも結婚願望って全然、なかったんだけどなあ…

ハードワークに鬼が棲む・・

「少なからぬエリート社員がハードワークに耐え、そして自分に否定的なんですよねえ」と某NPO代表がビデオニュースで言っていた。 ・・何とも悲しい。 わたしはエリートではないし比較の対象外だけれど、わたしが仕事を転々としてきたその理由は、たぶん、バ…