2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「生きづらさ」について(雨宮処凛・萱野稔人)

衝撃を受けました・・茫然。 わたしは、貧乏を知っていますが、この本に書かれているような貧困というものをまったく知らない・・。わたし自身、何処にも属していない感があるのだけれど、それはあくまで内面的なことであって、処凛さんがおっしゃっているよ…

続き

どうやらあたしは怒っているらしい。 たぶん、息子がかの本について「別にいいんじゃない・・」みたいなことしかいわなかったのに痛く失望しているんだ。「扱われている本、ほとんど知らないから」とか慌ててゆったってもう遅いワ!「若者論」と括る(決めつ…

目が点(・・)

■Rと温泉へ。途中、3月末に行った開陽台展望台に寄る。夏の開陽台は背景の山々が霞んでしまっていて凡庸だった。春先の雪が残る黒っぽい山肌を背景にした展望台は本当に美しかったのだが。■ひょんなことで『おまえが若者を語るな!』(後藤和智著)を読んで…

階級社会の人生設計

TV

NHK「税金|日本のこれから」を見ながら考える。要するに、南北の格差を縮めるグローバリゼーションは、すでに自明であり、そして今、先進各国は、国内に南北問題を抱えるに至っている。浅田彰氏が、昔、言っていたことだな、と思う。グローバルな競争に晒さ…

「デトロイト・メタル・シティ」「ミセス・ハリスの犯罪」

DVD

「デトロイト・メタル・シティ」面白かった!これは音の関係上、どうしても映画館でみたかったので、息子をひっぱって、いそいそとお出かけ。 「ミセス・ハリスの犯罪」アネット・ベニングを魅力的だと思ったことはないし、ミセス・ハリスが15年くらって、…

8時間

汽車で、片道、4時間、かけて、日帰りで、道立近代美術館に「レオナール・フジタ展」を見に行った。夫の案である。もっとも、帰り着いたときは、日付が変わっていたけど。藤田嗣治を日本美術界が結果追い出したとか、そのへんのスキャンダラスな模様は聞き…