2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

悪魔的な零度

イラクで日本人が人質になったというニュースが流れている。ザルカウィ一派の犯行らしい。このイスラム過激派だかなんだかの要求は悪魔的・・。彼らは人質の命(個人的利益)と自衛隊撤退(国家的不利益?)とを天秤にかけろ、とせせら笑う。もちろん、対す…

子どもは判ってくれない

TV

「大人は判ってくれない」*1(フランソワ・トリュフォー監督)BS放送。アントワーヌ少年が父権的というのか、集権的規範による抑圧の―両親は警察と結託してたった一回の盗みを働いた息子を感化院に放り込むのだが、こうして厳格に為される社会適応化のための…

ウェブログを読む楽しみ

あたしの知性や教養は中学程度のものだ。得手勝手な弁解をすると、子どもの頃は「テストで勝ち上がっていけばいいんだ」くらいの処世術しかもっておらず、 高校1年のとき友人から「男社会」の仕組みを解説されどっかがちょんぎれちゃったんである。(付け加…

申し訳なさ

ここ*1を読んだ。あたしの10/13日分の「申し訳なさ」をもちょっと煮詰めてみる。 たとえば、集英社への抗議―に日本兵の子孫や遺族の傷心(やり切れなさ)をみれば、「近代」と「反近代」というイデオロギー的対立のはなしを思い出す。「近代の超克」について…

ウェブログを書く

ここ*1を読んだ。「ウェブログを書くということ」について考えてみる。ウェブに書くことは、「何を書いているか」と「ウェブに書くことの意味」が問われると考えてみる。 「何を書いているか」と言えば、あたしはウェブに告白的に感想文を書いているけれど、…

靖国参拝と反日感情

ここの*1劉傑教授というかたのお話が興味深い。「靖国参拝」について抱いていた長年の謎が少しとけるような気がする。 A級戦犯がまつられている靖国に小泉首相が参拝することは、例えば、「ヒトラーの(あったとして)墓にドイツ首相がお参りするようなモン…

CMで江口洋介をのかして登場し、的にさっそうとボールを投げて外す、ってのを見て子どもと夫が笑っている。「あれ誰だか知ってる?」「知らない。」「大リーガーなんだよ。」二人とも「えー!」と言って驚く。その二人がっ、イチローの記録達成に興味を示し…