2004-01-01から1年間の記事一覧

良いお年を!(´∀`)

あなたに百万回のキスを!

女嫌いの

女嫌いのウチダ某氏に女が寄るのはやっぱ、むかしっから(ほんとか?)女嫌いの男って魅力的じゃん。・・つうか、「女」のカテゴリーが崩れているいま、ウチダ氏が女の悪口をずけずけ言えば言うほど、女の形が見えてくるようで女は安心するつうか・・(ほん…

『ジェンダー・トラブル』を読み始める

すごい!おもしろいー!「ゲイ・レズビアンの文化のなかでなされるジェンダー実装はパロディの文脈で「自然」を扱うことが多く、それによって、起源にある本物のセックスと思われているものがじつはパフォーマティブな構築でしかないことを浮き彫りにしてい…

わたしは彼女の問いに答えなければならなかった

「ねえ、子供を持つってどんなふうに感じるの?」「こどものかけがえのなさみたいなものって、ほらさ、ペットにいだくものとおなじだよ。」背を真っ直ぐにし、彼女は意地悪そうな目をして「じゃあ、ちょうだい。あなたのTかRをちょうだい。あなたには2人も…

ここを見てるのはせいぜい数人。ところがえこまさんとこからすげアクセスが! わーお!o(〃'▽'〃)o ▼ところで、いぢめっこの元司書殿はどうしているのかなあ・・。

乾いて冷たい無根拠の手触りに怯えたのは11才のときでした

「生きるってなんだろう?」と友人が言いました。 彼女はずっと苦しんできました。子どもができないのです。子どもが出来ないことを苦にしない人もいますが、友人が苦しむのは、「結婚して子供を産むのが女の道!」みたいに思っている人だからです。 彼女が…

性差

「性差」という「虚無」に人はいっしょうけんめい建物を建てる。 みなそこに信念を持って家を建てるだろう。*1それらの家は多種多様で、ある人は母性を謳歌し、ある人はゲイパレードに参加し、ある人は遠吠えをするかもしれない。 現状認識(戦略)によって…

だめんず・うぉ〜か〜

1〜7巻まで出ている。2と7と4を読む。4の巻末で、くらたま(倉田真由美氏)は室井佑月氏と対談しているのだけど、そこでくらたまは室井氏に全てを言われちゃっているなあ。 くらたまの「ダメンズ」ってレッテル貼りの是非とか、ダメンズと付き合っちゃ…

大雪・・・・あ・・ためいき。

他者を愛せよ!

フーコーに「汚辱に塗れた人々の生」という文章がある。これを読むと「他者を愛せよ」という言葉を思い出す。それは驚きの表情のコギト。 こうした事件*1を引き起こした青少年の哀れな魂は社会にうまく参加できず、家族の良識や熱心さが彼らを追いつめる。次…

「私・今・そして神」永井均

何が書いてあるか全く分かりませんでした。せめて何が言いたいかサクッと書いてあれば判ると思うんだけど。読書は「わかったつもり」でイイしょと思っているし、あんまり分からない本はすいっと読むのを止めるし、あたしは図々しいんだけど、この本のわから…

「時間の本性」植村恒一郎

恐る恐る手を伸ばして読んだのだけど、面白い!小中学生の頃に「時間は便宜的にあるだけで、時間は無い。」とかごちょごちょ考えたことがあったのだけど、あたしはワクワクしながら読んだ。中高生がたくさん読めばイイなと思う。 感想文。 自己比率って面白…

民主主義とイスラム

TV

フランスでは「公共の場でイスラム系住民がスカーフを被ってはいけない」ことになった。TVなどを見ていると、なるほど、大変な問題らしい。 フランスのイスラム系住民は10%くらい。高校でトップクラスの成績を取るイスラム系の女の子―彼女はスカーフを被…

解決不可能性を維持すること

たとえば、こんな話しがある。ある日、(夫+子持ち)の彼女に好条件の仕事のオファーがあった。喜ぶ彼女に義父は言った。「乳飲み子がいるんだ。仕事をしてはいけない。」もし彼女が義父の言うことを受け入れるなら、その心理的、信条的な背景はこんな風に…

ああ!結婚

昔、あたしは女性の賃金が男性より高くなればいろんな問題が解決すると思っていた(ほら、こういうものの見方ってあるしょ?)。 そいでもって「通い婚」―経済的に自立している女の家庭に男が通うわけ―なんてことを想像して喜んでいたんだけど、どうも現実は…

「BIG FISH」

DVD

ティム・バートン監督*1 DVDにティム・バートンや原作者のコメントが収録されていて、彼らは「僕と父の関係もこの映画のようだったんだ」と話している。 月並みには、父親の謎(物語)こそが空虚さを隠蔽するのだってことになるのだろうけど、このティム・バ…

「アフガン零年」

DVD

セディク・バルマク監督*1戦争で疲弊し傷ついたアフガンに出現したタリバンは闇夜をもたらした。タリバンという闇の精神にとって、女は男(タリバン)を誘惑、堕落させる穢れであり故に女はブブカで被われる。逆に言えば、タリバンの神聖さは、穢れである女…

女は男の症候である

ここ*1を読む。 「出産原理主義」によって描かれる「肉のかたまりである女」が男の「症候」ならば、それを熱心に肯定する女とはむしろ男に対する見当違いの愛を振りまいているのかもしれない。 思想的対立というのは、つまるところ、反人間主義的エコ的調和…

悪魔的な零度

イラクで日本人が人質になったというニュースが流れている。ザルカウィ一派の犯行らしい。このイスラム過激派だかなんだかの要求は悪魔的・・。彼らは人質の命(個人的利益)と自衛隊撤退(国家的不利益?)とを天秤にかけろ、とせせら笑う。もちろん、対す…

子どもは判ってくれない

TV

「大人は判ってくれない」*1(フランソワ・トリュフォー監督)BS放送。アントワーヌ少年が父権的というのか、集権的規範による抑圧の―両親は警察と結託してたった一回の盗みを働いた息子を感化院に放り込むのだが、こうして厳格に為される社会適応化のための…

ウェブログを読む楽しみ

あたしの知性や教養は中学程度のものだ。得手勝手な弁解をすると、子どもの頃は「テストで勝ち上がっていけばいいんだ」くらいの処世術しかもっておらず、 高校1年のとき友人から「男社会」の仕組みを解説されどっかがちょんぎれちゃったんである。(付け加…

申し訳なさ

ここ*1を読んだ。あたしの10/13日分の「申し訳なさ」をもちょっと煮詰めてみる。 たとえば、集英社への抗議―に日本兵の子孫や遺族の傷心(やり切れなさ)をみれば、「近代」と「反近代」というイデオロギー的対立のはなしを思い出す。「近代の超克」について…

ウェブログを書く

ここ*1を読んだ。「ウェブログを書くということ」について考えてみる。ウェブに書くことは、「何を書いているか」と「ウェブに書くことの意味」が問われると考えてみる。 「何を書いているか」と言えば、あたしはウェブに告白的に感想文を書いているけれど、…

靖国参拝と反日感情

ここの*1劉傑教授というかたのお話が興味深い。「靖国参拝」について抱いていた長年の謎が少しとけるような気がする。 A級戦犯がまつられている靖国に小泉首相が参拝することは、例えば、「ヒトラーの(あったとして)墓にドイツ首相がお参りするようなモン…

CMで江口洋介をのかして登場し、的にさっそうとボールを投げて外す、ってのを見て子どもと夫が笑っている。「あれ誰だか知ってる?」「知らない。」「大リーガーなんだよ。」二人とも「えー!」と言って驚く。その二人がっ、イチローの記録達成に興味を示し…

男女共同参画社会と自由

「男女共同参画社会」*1の形成におけるバックラッシュ派―と言うのかどうかわからないけど―についてあたしの憶測独断推断。会長の主張に対して、「男女共同参画社会基本法」の理念に則ろうとしているフェミニズムなどの市民運動派の主張は道徳的。 会長は、こ…

9/20の続き

今は経済的な状況変化のなか、正義や愛の危機も、家庭や学校や地域の崩壊も、それぞれに大切な何かを問題にしようとしているのでしょうが、なぜかそれらが功利的な目的に収斂していくような気がしたんです、わたし。 もちろん、資本主義経済のなかで生きてい…

時代の申し子

「すきなようにやりたいことやればいいんだよ。仕事なんてどこにだってあるんだから。」・・と、かつては子どもに言っていたけど、今、このひどい就職難!おまけに就職しても先のことはわからない。 たぶん、高度成長期が終わろうとしていたとき、資本主義は…

「存在の耐えられない軽さ」

DVD

フィリップ・カウフマン監督*1 あたしはこの映画を見ていなかった。早速レンタル。ガキの頃とはいえ、リアルタイムで「プラハの春」とソ連の侵攻を見て悲しんだあたしとしては、トマーシュがサインを拒む―そのせいで彼は医者を続けられなくなる―シーンがとて…

「子どもが見えない」9/8の続き

TV

わたしも子どもの頃、描かされたことがある「木、家、人」の絵。かつてはそれらの絵に「物語性」が見られたが、最近は「記号的」に脈絡なくそれらが並べられた絵が多い−ポストモダンというコトバが脳裏に浮かんだせいで、このまとめはちょっと怪しいけど、笑…