『ジェンダー・トラブル』を読み始める

すごい!おもしろいー!

「ゲイ・レズビアンの文化のなかでなされるジェンダー実装はパロディの文脈で「自然」を扱うことが多く、それによって、起源にある本物のセックスと思われているものがじつはパフォーマティブな構築でしかないことを浮き彫りにしていく。」
「セックスの不変性に疑問を投げかけるとすれば、おそらく「セックス」と呼ばれるこの構築物こそ、ジェンダーと同様に、社会的に構築されたものである。実際おそらくセックスはつねにすでにジェンダーなのだ。そしてその結果として、セックスとジェンダーの区別は、結局、区別などではないということになる。」

しょっぱなからジュディスはぐんぐんとばします。つまり「セックス」は「物自体」のような案配か?と思っていると、

「セックスの内的安定性やその二元的な枠組みを打ちたてるのにもっとも効果的な方法が、じつは、セックスの二元体を言説以前の領域に追いやることだということである。セックスを前−言説的なものとして生産することは、ジェンダーと呼ばれる文化構築された装置がおこなう結果なのだと理解すべきである。」

ん・・?ジジェクともちがうみたいか・・。
ああああああっ!おもしい!(笑