2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自己責任論における無意識(笑

(下の続き) わたしが最初に抱いたアンビバレントな感情のうち、反感について考え中。 「飛ばなくちゃ、事は始まらない。」というようなことをamoamoさんがおっしゃっていたと思う。女なら直感的に(馬鹿な言い方ですいません)、こうしたコトバが持つ佇ま…

3人の人質事件

について心情的なことを言えば、わたしには反感/疑問と同情の両方があった。 反感や疑問とは、イラクのような危険な所で、組織的なネットワークや後ろ盾がない個人がどの様な活動が出来るのか?という「個人でイラクへ入った」という報道のヒトコトからイメ…

イラク人質事件

わたしの周りでは今回のイラク人質事件に対して「自己責任論」を言う人が圧倒的に多い。 これはつまるところ、「(イラクへの)人道支援」というものに対して深刻な対立があるのじゃないだろうか・・。「人道支援活動」は武力を持たざるをえないのか、非武力…

人質解放!

やったあ!よかったね! なーにが「自己責任」だ!小泉政権のバカヤロー! 小泉たちは、「自己責任」という言葉を借りて「国に従え!」と言っている。国の政策と−違う考え−を潰そうとする悪しき全体主義者たちだ!ファシストたちだ!なんて政権だい・・。チ…

イラク日本人人質

RealPlayerで見られます。イラク日本人人質3人のAPTN映像。 イラクの復興支援をし、なんとか内戦を防ぎテロを孤立化させるためには国連主導でゆくしかないのでは?こうしたニュースを見るにつけ*1、イラクの武装勢力、ゲリラたちによるテロ行動で一番大きな…

『メランコリーと行為』

ジジェク、おもしろいね!元司書どの。すごい人じゃないのぉ!しらんかったワ。ジジェク『全体主義 観念の(誤)使用について』を読んでいる途中。メモメモ。 スターリン時代の粛清についての力強い分析が、『メランコリーと行為』の章で、ボディブローのよ…

責任倫理の論文は

ネットでこうして論文*1が読める。ネットってありがたいよ。 ウェーバーの責任倫理とカントの倫理は同じ責任倫理だ、と、たしか柄谷が書いてた。ウェーバーのカント理解は間違っていると。 「殺人者に追いかけられている友人を助けるために嘘をつく――の話し…

miyadai氏の話題のエッセイは

「あえてする日常へのコミットメント」へ──Mr.Children『シフクノオト」*1を読む。 ヘタな歌詞は「世界」から「社会」へと人を引き戻してしまうので(うんざりしていたが)、いま、ミスチルの成熟した歌詞に感動した、というようなことが美しい文章で書かれ…