ああ!結婚

昔、あたしは女性の賃金が男性より高くなればいろんな問題が解決すると思っていた(ほら、こういうものの見方ってあるしょ?)。
そいでもって「通い婚」―経済的に自立している女の家庭に男が通うわけ―なんてことを想像して喜んでいたんだけど、どうも現実は、パイは大きくならないとこにもってきて社会進出してきた女に、(男が独占してきた)パイを分けないといけなくなって、たとえば子どもを育てることになったら両親が力を合わせて働かなければならなくなったようだ―両親以外、子どものために誰がそんなことに懸命になるっつうの・・。まあ、第二位候補としては祖父母やろか?
つまし、男女の賃金差が少なくなるにつれ、結婚という法的な拘束は馬鹿げた紙切れになり、だって、彼氏と遊びながら彼女は考えちゃう。結婚ってガキをこさえて女の自分だけがあくせく育児家事仕事し、趣味やら自由やらは放棄し、苦労するシステムだな、と。もちろんカレシは優しいから育児も家事も手伝おうとしてくれるだろうが、あれだけ仕事に時間を取られてちゃあ物理的に無理。
いまって、こんな風なんじゃないの?
そいでもって将来的に男女の賃金格差が薄くなり、育児にカンする社会的環境が改善されたら、どうなるか?もちろん、愛の神話が復活してくるんだよ。(笑