「トランスアメリカ」「セックス アンド マネー」
「トランスアメリカ」ロードムービー物で親子物の映画。よかったあ。父親役、「ディスパレートな妻たち」のあの女優さんだってんで、腰を抜かす。
「セックス アンド マネー」むっちゃんこ面白かった!おんなたちの空しさ、飢餓感、不安感、(いわゆる満たされない感じ)ってやつにベタッと焦点をあててるわけで、この女性監督はこの手の心理学で物事を割り切っているのかもしれない。そうすんと細部に宿っているかもしれない芸術の女神は引っ込むしかなくなる。だからこの映画の細部はひたすら「いま」的にファッショナブル。ま、そこは楽しんだけどね。最後のとこ、「いたた」と言ってるキャサリン・キーナーに子守が声をかけるわけで、そのときの彼女の顔が絶品。(特典インタビューで)ニコール監督はこれをラストにするかどうか4か月迷ったと言っていたけど、なるほどとおもう。あたしに言わせるとニコール監督は割り切ってるからやさしくなれる。おかげでアノラストは映画的にはどーあれ、あたしに満足感をもたらしてくれました。投げキッス!
「チルドレン」面白かった。坂口憲二に好感。
「レデイ・イン・ザ・ウォーター」途中までもっすごく面白い。
「かもめ食堂」この三人の女優が集まればね。そら、おもしいしょ。あと、他愛もないお総菜が新鮮で美味しそうに思えるのはやっぱ、舞台が外国でこちとらも外国人的目線で見るからかいな。
「16ブロック」面白かった!