いまどきの少年

  1. 塾の三者面談に行ってきた。

高級なスーツを着た若々しい塾長さんは「R君はこのa位置にいます。どうして志望ランクを下げているのですか?」と言った。あたしが「学校の先生もa志望へ変えなさいと言うんですが、Rはそれだと勉強をしなくちゃならないからイヤだというんです。わたしがa志望を強く進めましたら、僕には権利があるとかいっておきながら誘導しているとほざきますので、わたしとしては、ああ、わかった、勉強したくないってのもRの実力のウチだわ、って思っているんですよ。」とお返事。

結局、塾長さんは次のような事を言った。「難関私立高校を受ける方法もあります。ラサールの過去問などをやればきっと勉強が面白くなります。君はラサールも受かるよ。」と。なるほど塾長さんはRの問題点を勉強がつまんないことにあると推測したらしい。だけどそうじゃなくてRの症状はポスト受験競争シンドローム(←オイオイ)だと思う。(笑)Rは自分を駆り立てる根拠と意味を持っていない。彼はぬるく生きている。