拉致

北朝鮮による拉致問題について宮台真司氏などが言っていることの意味がわからない。なんだか「北朝鮮の核問題について―戦略的、政治的に―国際間でリーダーシップを取るためには(拉致問題を軽んずる訳ではないが)拉致問題にかまけていてはダメだ」みたいなことを言っているらしい。どうゆうことなんだろうなあ。今後の中国との関係を考えたら―核問題に集中しなければ、ってことなんかなあ。拉致問題を国際的な安全保障問題である北の核問題と同時の舞台に乗っけたことがダメだということなんだろうか?実はあたしは小泉首相はよくやっている、と思うんだよね。拉致と核という互いに足の引っ張り合いになりかねない難しい問題に。他の人なら、たぶん今までの首相のように拉致をなおざりにして、国交正常化に積極的に取り組んでたろう、って気がするんだよね。
あたしにはどうしても拉致問題が最優先課題にしか見えない。ただ、北朝鮮との国交正常化(=援助)と、拉致問題の解決が対立する―しかないんだ―とは思わない。