気が揉める

「ばかもんっ!!ばかったれ!!」と叫びまくって携帯を切った。Tは奨学金の予約申請だかなんだかの期日ぎりぎりになって「12日、必着でね、これとこれ送ってね。」なんてこともなげにのたまいやがった。Tは高三のとき「迎えに来てよ。センター試験の申し込み、きょうの消印までなんだ。」と4時に学校から電話してきた子だ。そういうあれやこれやそれやついでにあれとこれとそれなど思い出しながら、「奨学金がダメだったら、おまえは院には行けないよ。」とすごんでやった。「わかってるよ。」あっさりめのトーン。いかにもTらしい・・。

だから、今朝ばたばた動き回って、郵便局に駆け込んで、「だいじょうぶ。12日の午前中に着きますから。」と言われたときはホッとした。駐車場でTに電話して「12日の遅くても午後の早い時間には着くと思うからすぐに本局から大学に速達で送りなさいよ。絶対、すぐにやりなさいよ。」とくどくど言ったわけで彼は「わかってるよ。」と笑って答えるけど、これが信用できない・・。