2/4の続き

コメント欄の話しがながくなりましたので、こちらにあげておきます。

北朝鮮問題に対するあたしのイメージをまとめておきます。もしあたしが首相だったら、北朝鮮と韓国と中国に耳打ちしますね。「アメリカなんて関係ないじゃないすか。北さん、どうか、中国にならって経済開放政策を進めて、指導部の世襲制を止めてください。そうすれば、中国、韓国、日本からどかんと資本投下、投資しますから。あなたの国は豊かに発展するでしょう。あなたの国の漏れ伝わる貧困は黙ってみていられませんから。」と。そいで、北の核ですが、出来れば、核は廃絶してもらいたいけど、もし、冷戦時代のような「核均衡」となる場合でも、先制攻撃されたら、「やられ損」で我慢すると腹を決め(やりかえせば、戦火がひろがる)、アメリカとの日米安保は解消する。・・まあね、ほんとにミサイルを打ち落とせるなら、そういうシステムを持っていてもいいだろうけど。
で、拉致被害者の返還は、北の部分的な民主化により朗報が転がり込むのを待つ、と。つまり、消極的に見捨てるってことになる。積極的に救おうとするなら、北の「完全、民主化」を目論んでいる、ように見えるアメリカに追随するしかない・・。
なーんて、決める必要はさらさらなく、頭のイイ官僚さんたちや学者さんたちにいろんなことを考えてほしいもんだよ。

あたしがつくづく思うのは、拉致被害者の家族のかたがたはよく我慢しているな、ってこと。国レベルの法、規範に失望せず、よくそれにコミットし続けているな、ってこと。あたしが家族なら「怒りのアフガン」のロッキーを雇って、北に忍び込むかもしれん。つまり、国の法や規範なんて信頼出来ない。あたしが法だ!ってわけさ。もちろん、家族のかたがたもそーゆーことを考えたかもしれない。けれど、上手くいくのはハリウッド映画のなかだけだし、国の法、規範にコミットするしかない、と思い定めたのかもしれない。これはさ、信頼(期待)のシステムじゃないしょ。そいで、日本の政治家はそこらへんがいつ弾けるかわからへんと気がついていて、つまり、ポピュリズムってそういうことじゃないの・・?わからんけど。