ほりえもん

VIDEONEWS.COM(3/23)に堀江社長がでていた。*1

ほりえもんを見ながら、「会社は社員のものだ」と48%が答えたというアンケートを思い出す。(こういう言い方は間違っているのかもしんないけど)、良くも悪くも戦後日本の「会社」は「社会主義的」だったんだなあ、と思う。それは裏返せば、「忠誠心」という求心力によって支えられた巨大な「同族会社」のようなものかもしれない。
そして・・堀江社長はそうした日本的「会社」にグローバルな株主主権的会社の新風を巻き起こそうとしているのか?でもわからないなあ。ほりえもんは意外に日本的な何か、を持ち越すようにも見える。

確か、数年前に岩井克人が『会社はどうなるのか』*2とかいう、会社の「所有」の概念について「日本的会社」と「欧米型株主主権」の比較考察を書いていて(いたと思う)、読んだのだけど、そのときは、たいしたことを書いてると思わなかったのだけど、いま、この事態に至って、岩井氏の本を思い出し、探したんだけど、みっからない。くそう。今こそ、面白く読めそうなのに。

*1:http://www.videonews.com/

*2:あ。『会社はこれからどうなるのか』(平凡社)でした。わーお、asin登録がとっくにあった。会社はこれからどうなるのか - はてなキーワード