小泉さんと民主党

モーニングショーに田中均氏が出ていた。第一回目の小泉訪朝は、「強固な日米関係が成功のバックにあった」ということ、また「自分は小泉首相の政策に則ったうえで交渉を進めていた」ということを言っていた。これらの話しを多少なりともご自分の実感を込めて話しているのか、それとも政治的な信念なのか、もしくは何らかの戦略的立場への考慮なのか、よく分からない人だ。

あたしは今回の選挙で民主党に入れた。だけど、小泉さんはすんごい政治家だな、という印象を持っている。壊すことが出来たということは、彼は、捨て身だったというか、じぶんの政治信念以外、守るものを持たなかった、というか、何かが他の政治家と違っていたはずだと思う。*1

あたしの住む田舎ではかつての経世会系の再配分による利権が沈殿し汚泥にまみれどうしょうもない状態になっていた。小泉さんはその流れを壊した。あとは、民主党の地方再生政策に期待ちゅうことだね!けれど、夫はムネオに入れたそうだ。(これからの田舎が循環的に−分権的にというのかな?−自分たちの文化風土を再建し直していかなければならない、のなら、そういう辛抱強い覚悟の間に)一家が野垂れ死ぬかもしれない、とか夫は想像してるんだろうなあ。だけど、どーしてムネオにまだ力があるって信じられっかなあ。夫は「あるんだよ」と断言なさったけど。
ところで利権ってヤツはなくなるものでしょうか?どんな新手の利権が登場しても風通しさえよければうまく回っていくんかな?

あと、たぶんね、田舎もんの精神は腐ってないよ。そこんところの健全さに働きかけて希望を持たしてくれるようなシステムがあれば、人なんて頑張っちゃうんだとあたしは思うよ。

*1:ビデオニュースやEveryday Life in Uptown Tokyo on Hatena小泉首相、選挙についてよくわかる。