天皇制(2)

昭和天皇が死んでしまったのだし、あたしは「天皇制」でもかまわないかな、くらいに思っていた。いま、「天皇制」を移行する必然というのがあたしはわからなかった。でも、雅子さんの病気や皇太子さんの発言や、そして<ともさん>の側室大賛成発言、そしてcharis氏が書いてはった*1昭和天皇のことば。


[問い] いわゆる戦争責任について、どのようにお考えになっておられますか?
[天皇] そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究していないので、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えできかねます。

昭和天皇やともさんの極端なほどの形式的な考え方。とうぜんといえば当然で、こういう科学的、形式的な思考が目的化したなかでしか生きられない仕組みでしょう。「半神半人」なんだから。国の根幹を支える憲法の正統性をささえるのが天皇という制度なのでしょう?この天皇制を支えてきたのが天皇制に対する無関心と、形式的な考え方をする権力だ、と思えてなりません。あたしはこういう冷酷な天皇制のもとで生きているのはイヤです。もちろんたった3つの出来事を繋げただけのあたしの推理は穴だらけのぼろぼろです。まったく間違えているかもしれません。でも天皇制についてあたしは考えたいとおもう。

ただし、「まさこぉ、かいにんはんたい!」というようなやり方は、ぜんぜんダメだとあたしは思っています、元司書さん。