ハローワーク(4)/「ニート」

求職活動して只今採用通知を待ってるところ。

ネットをみていると「ニート」ってことばが跋扈してる。あたしが若者だったら「ニート」かもなあ−資格と教育がなく意欲は空回りし、ってなことが「ニート」と名付けられるのならさ。「ニート」は政治経済的な方向性の問題−新自由主義とか、社会民主主義とか−としてかんがえられているのかな。でもってキーワードは、自己責任とか社会構造の問題とかってことだろうか?*1これって、「オマエの責任か社会の問題か」ってことだろうか?でも自己責任て言葉は「倫理観」でしょう?倫理(=主体化の問題)は独立的にすべての前提として横たわる問題だとおもうとこがあるんだ。

到底上手く言えないけど、
マルクスは言ってたよね、「宗教は社会的な問題、困難があるから存在する」ってなことを。現実に困難や苦労(社会構造上の問題)は存在し続けるわけで、そのなかであたしという者はできあがっていく。その主体化の問題は(倫理の問題だとおもうけど)、それを政治的戦略的な「オマエの責任か社会の問題か」的なことばに回収するのってヘンだっておもうんだなあ。

たとえば、仕事をするなら、あたしはどうしても「動機」が欲しい。あたし、息子に仕送りする、って事情(動機)がなけりゃあ、働かないよ。あたし基本的に、働きたくないモン。働きだすと、楽しんじゃうんだけど。動機をさがす、ってことは、「生の様式」の問題、つまりあたしには「主体化」の問題があるんだとおもう。

到底上手く言えないけど、
社会的な問題の原因は突き詰めていかなきゃならないけど、なんていうかなあ、生きていくってことは、倫理的なものと切り離せなくて、それは、(政治的思想的な)問題意識とは別のとこにあるんだ。自己責任ってイイ言葉だよ。政治戦略的なことに取り込もうとしなければ・・。