「電車男」
「電車男」なんと、面白かった!そしてセンスのいいラスト。
「フライ・ダディ・フライ」呆然としたカンジの堤真一、美男子だし。
「ハイド・アンド・シーク」結末も最後のオチも途中でわかってしまった。つまんない。
「世界で一番パパが好き!」ベン・アフレックってどうも好きじゃないんだけど、この映画はよかった。ちんまりした家族愛というか、巣ごもりのあったかさみたいで心地よい。
「BeRlin」中谷美紀に興味が湧いていてこの映画をみっける。彼女が18.9才のころの映画なんだろうか?どうしょうもないくらい中谷は可愛い。彼女は売春婦の役。彼女がいずれは心を病んでいくような兆候もいっぱい描かれている。気になったのは時代的(90年代前半)なものなのかなんなのか、「聖少女」みたいなイメージ。彼女は自分を買うオヤジたちやまわりの人たちをシヤワセにしたい。それは女性的なセンチメンタルだけど、「聖少女」と結びついたひにゃあ、男の共同幻想ってもんだろ。それに乗せられるのか防御的にその仮面を被るのかわからないけど、そうゆう女の子は出現するだろうな、とはおもう。だけど、そんなセンチメンタルな気分が売春を続けながら保てる、っておもうのはどーかしてやしないかい?(脚本家か監督さんに言ってんの)。それともう一つ、中谷が躯を売るたびにその天真爛漫な美しさに陰りがでてこないのはおかしい、っておもうよ。少女たちに余計な誤解を与えそーじゃない?古典的な躯は汚れても心は無垢、みたいな系譜をかんじてヤだね。わかってってやってんだね、監督さん。それとも短期間の出来事として描かれていたんだっけ?