決勝

それまでホントたのしんでた・・。

ジダンは、昔にも、しつこくからかわれてキレて退場になったことがあるなあ。
差別に敏感で、だから侮辱とか屈辱とかに、利己的に(つまりおとなな態度で)対処しきれないところがあるのではと想像してみよう。まず、ジダンは堪えようとするから爆発するんだよなあ。でもそうゆう激しさこそが彼をサッカーの英雄にした力の一部なのじゃないか、とおもうところもある。あたしとしてはくそったれなマテラッティにもレッド出して欲しいよ。

侮辱とか屈辱とか、へたに我慢すべきじゃない、ってのはあたしの持論だけど・・。かといって、マテラッティが「おまえのかあちゃん、娼婦」って言ったとして、「おまえのママもそーだったよ」なんてジダンは決して言い返さないだろうし・・。いっそのこと殴っちゃったり頭突きをおみまいしたり、ってのは、あたしの理屈じゃ、ある意味では上品ってことになるなあ・・。やれやれ。

弱者のばあい、侮辱とか屈辱とかにただ耐えるだけでなんらかの抵抗や反論を試みないと、自分がぐずぐずになっちまい、ただ無視して耐えるってのは、道徳的でも人格者だからでもないことが多い・・。