やめるとおもっていた・・(2)

あーでもないこーでもないと考える。
ヒデの心労−「もうサッカーをやめたい」とおもったほどの−がピークに達していたのはボルトンだ・・。
ボローニャに居続けることができたのなら、ヒデの引退は数年さきになってたかもしれないし、悲しい涙はなかった、とおもわれてならない。
ヒデはHPで、「ボローニャにいたいんだけど無理なんだ」と書いていた記憶がある。「お金なんてどーでもいいから」と、頼んだ、と、書いてたような気もする・・よく憶えていないけど。で、巨大なマネージメントの世界に取り込まれていて、自分が希望するボローニャに残れなかった。ボローニャはヒデの巨額になっていた移籍金を払えなかった。せっかく、ヒデを信頼してわかっているくれているマッツォーネ監督ともう一度組めてたのになあ。
魔のフィオレンティーナ・・あーあ。でも、振り返えれば、イタリアはきちんとヒデを評価したからおっきなお金で移籍もしていったわけだし、たとえ、トッティの控えに回されたり外国人枠に阻まれたりしても、試合にでれば、「神が舞い降りた」とかゆわれちゃったりする活躍もしてきたんだし、世界選抜の選手にだって選ばれたし、なんだかイタリアの勲章ももらってるし、ただ、最後のフィオレンティーナ、運が悪かったんだ、自分の限界をみつめちゃうほど、追い込んじゃうほど、運がわるかったんだ。と、あたしはおもってみたりもする・・。

つうか、こうゆう背景がわかっていてヒデの引退メッセージが感動的だから道徳の教科で使いたい、ってゆってるんかな?感動、つうより、苦い悲しみが伝染してくるよ。
ヒデの文章については・・きっとこれから上手くなるよ、ああやって文章に凝りだしてるんだから。