「ストロベリーショートケイクス」「リメンバー・ミー」

ストロベリーショートケイクス [DVD]リメンバー・ミー [DVD]


ストロベリーショートケイクス」こりは・・池脇千鶴の雰囲気がなければ(彼女が出ていなかったなら)、日活ロマンポルノでしょ、と。池脇千鶴ってあんま好きじゃないんだけど、だけど、すごくいいんだよね。
あたしは、魚喃のマンガで3カ所、グッときた。(映画ではスポッと抜けているんだけど。陳腐になるからなのかなあ)。塔子が「あたしを馬鹿にするな」というところ。映画では、不幸せで自分を肯定できない塔子ってとこがでてこない。画を紛失されて、ああゆう反応になるんだってことが、伝わらないじゃないのぉ。(不満)。さとこの友達が「恋がしたかったんじゃなくて、思いっ切り、ぎゅーと抱きしめられたかったんだ」というところ。映画ではでてこない。秋代が「菊池が泣いてくれたから、どんだけだって生きていける」というところ。映画では菊池の涙は同情の涙って感じだけど、、マンガではもちっと複雑なニュアンスで、始めて秋代を可哀相だとおもった菊池の涙というか、いや、これだとおんなじでしょ、と言われそうだが・・。塔子とちひろの関係は女だとよくわかるパターンなんだけど、それもいまいち、肝心の所がでてこない。映画はちゃんと結びがあってまとまっていたけど、いっそのこと、ヌーヴェル・ヴァーグ風でみたかった。
リメンバー・ミーモニカ・ベルッチに負けないだけ綺麗な人じゃないのと最初おもったラウラ・モランテはめった損な役で、煩いこと煩いこと、嫌な女だこと。