「それでもボクはやってない」「サッドヴァケイション」

それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]
サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]


それでもボクはやってない」えーっ。どぉぉぉぉぉぉぉしてこの作品が映画賞を総ナメにしたんだろ・・?なんというか・・マンガで読む法律の入門書みたいなニュアンス?又は、、非常によくできた会社の新人研修ビデオみたいな・・・?
あたしは昔、「12人の陪審員」とか「生きる」とかに感動したよ。わからないながらも、陪審員制度や官僚制度の問題が潜在的な印象となって残った。そういや、「運命の逆転」っていう妻を毒殺して(?)無罪を勝ち取った映画もあったなあ。
息子が帰省中で、彼と一緒に見たんだけど、最初の担当裁判官が取材かなんか受けているシーンで、あたしは思わず「この裁判官はえらいよ!推定無罪の原則に立とうとしているしょ!・・でも出世しないけどねぇ。」と言って、二人で笑ったんだけど、まあ、その裁判官は飛ばされちゃうんだけど、つまり、あたしなら、この裁判官を主役にするな、吉岡秀隆なんかでね、悩んで戦おうとする裁判官なわけ。ねーっ!ほらあ、映画でしょお!完全にドキュメント風だったりするのもおもしろいかもなあ。・・・まあ、つまり、・・映画ってなんだろう?って考えちゃったよ。
サッドヴァケイション」お母さん、すごすぎ!神話だよ、こりは。偶然、少し前に『Helpless』を見てたんだけど、浅野忠信ってなんか怖い。背中がゾクゾクするみたいな恐さがある。もしかしたら彼は淡々と演じているだけで、映画の恐さなのかもしれないけど。