「警官の血 第2夜」

「誰が俺に謝ったっ!」ってさ、早瀬が叫ぶんだけど、なーんも伝わらないわけ。その時点で、このドラマはしぼんじゃったねえ。きっとまあ、早瀬の言葉は、(国家ぐるみの殺し合いである)戦争の罪みたいものに対する怨念があるはずで、それがこのドラマの核なんだろうとおもうけど、ちっとも、そーならなかったのさ。

民雄(吉岡秀隆)は北大の女子学生に恋していたのに、それなのに、子どもが出来ていたことを早瀬は民雄に隠していたなんて、、絶句。だってさ、民雄は、奥さんになった女性に対して、たまたまそこにあるものにすがりついたってだけの感じだったしねえ。民雄が立ち直ってから、奥さんは落ち着いて幸せそうな雰囲気があったけど、民雄は、いつも何かを探しているような不安そうな、、。彼は、結局、幸福にはひとときもなれなかったのじゃないかと思う。まあ、民雄についてはあれやこれや思いがわくドラマではありました。
あと、江口さんと伊藤英明がスーパーマンのようにハンサムでした。