3/6コメントへお返事。

眠い目をこすりながらざっと見ました。→「奥田ビジョン*1」。いやあ、面白いですね!この報告が玉虫だともバラ色だとも思いません。むしろ、ついにせっぱ詰まってきたというか、ここまできたか、という感じで見ました。いやあ、動乱の世の中ですね!(笑)昔、柄谷氏が書いてました。えっと、戦前に似てるって。愛の名のもとアジアに侵略していった不景気でどうしょうもなくなっていた当時の日本に似ていると。*2今に、亜細亜主義が姿を変え跋扈するだろうと。ところで、単なる直感ですが、経団連の目論見はそうそう上手く運ばないんではないの、と思っちゃいます。だって、中国が日本を相手にすると思いますか?実は日本はすんごくどうしょうもなく行き詰まっていると感じるですよ。道がほんとに無い・・。画期的な政治家が現れて政治的にそうした方向へ進むのなら、そうすんとずいぶん、階級差がはっきりするというか、貧乏はより貧乏へ、って感じですね。外国人は入れないともう人口が減るからどうしょうもないんでしょうし。その頃にはあたしは死んでるかもしれんけど、面白い世の中かもよ。(マジで)。
わたしは、まず、何か「決して知りようのない歴史の渦巻き」のようなものが確かにあると考えるんです。ワシントンDCでアメリカ政府のためのシンクタンクで日本研究をしている村上氏たちだって、上記の奥田氏だって、それぞれ何か利害関係やいろいろな推進力がかかることによって、それぞれの切片を「歴史の渦巻き」から切り出し、言及(分析)することによって何某かの構成をみせてくれるんだと思っています。そして、経済的な動きはとても大きな影響力、どころか歴史的な変動の原因でさえ、あるかもしれないと思います。

*1:http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/vision2025.html

*2:いい加減ですいません。補ってくれませんか、元司書さま。