精神分析的な心

寝屋川の小学校で起きた殺人事件。犯人は取り調べで「いじめられているのに先生は助けてくれなかった」と答え、当時の担任の先生は「心当たりがない」と言っているそうだ。真偽のほどはわからない。が、そーだったと仮定して推理してみれば、この殺人犯は−思春期のこどもにありがちだと思うが−自分のこの苦しさの大元はなんだ、と考えたあげく、小学校時代に辿り着き、絶句するような他愛ない出来事、きっかけのようなもののまわりに「葛藤の物語」を構築し、その葛藤を乗り越えるにあたり、最大の攻撃力をもってあたってしまった。ような気がする・・。
あたしは小学校に心理カウンセラーを配置するより、哲学とか社会学とかの授業をやったほうがイイってずーーーと思っているんだよね。