『愛の生活』岡崎京子

愛の生活 (単行本コミックス)
古本屋で93年出版のほうを発見。

「この作品のタイトルは「愛の生活」とありますが、正確には「愛したいけれど愛せない人達の生活」、あるいは「愛されたいけど愛されない人達の生活」、とするべきだったでしょう。何故ならここには誰一人としてきちんと他人を愛する人間がでてこないのですから。」

という彼女の後書きを読むと、若くとんがってまだ元気が良くてあたしの胸はギュウっとしぼられる。

離人症っぽい)桜田(兄)が読んでいる本は武田百合子の『富士日記』なんだなあ・・。いやあ・・岡崎、すきだっ。

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)


『夕凪の街 桜の国』
こうの史代

なるほど。良い本でした。

戦争はこうした被害者を敵にも味方にもどっさり作り出した。しかし、人類は戦争を止めることができないでいる・・。
わからん・・。