2005-01-01から1年間の記事一覧

このまえ、GEOで「あら、このDVDを借りられるのは3回目ですよ。」と注意された。え゛。ででででもパッケージの絵柄が変わっていたせいかも、とか、少しジタバタあせってはみたものの、この前から見終えたDVDを全部書き連ねている。甘みの少ないチョコレート…

「NANA−ナナ」

DVD

「NANA−ナナ」をみよう、と言ったのは(なんと)夫w。 ナナは歌手になる夢をおっかけ、ハチ(奈々)は愛する男と暮らす夢をおっかけ故郷を出る。女の子の夢(アイデンティティ)の物語だと思う。ナナとハチみたいな女の子っていっぱいいる、つうか、大半そ…

ゆるいフェミニスト

ここをみた。*1なるほど、あたしは何故「フェミニストじゃないけど、」フェミの味方だとか応援してるんだとか言ってきたんだろ?たぶん、(ろくにフェミについて知らないけど)、フェミニズムは「運動だ」と思っているからなのかなあ。「不具合、不平等は正…

小泉さんと民主党

モーニングショーに田中均氏が出ていた。第一回目の小泉訪朝は、「強固な日米関係が成功のバックにあった」ということ、また「自分は小泉首相の政策に則ったうえで交渉を進めていた」ということを言っていた。これらの話しを多少なりともご自分の実感を込め…

GUMMO

DVD

退屈な/の映画。 退屈というものが白痴化ならばこうなるしかない。 つまりTVのバラエティー番組と見紛うような作りの映画。けれど、ジャコブ・レイノルズだけが映画てきな表情をみせ、そこにすがって、だから早送りで最後までみた。もしかしたら新しい何か…

「ぼくは怖くない」

DVD

ひところのイタリアは政治家の暗殺や誘拐や不穏な情勢だったけなあ、と思い出しながらみてた。ラストシーンが一幅の宗教画のようにみえるのは、ミケーレ少年が英雄だから。英雄(=正義)は自己犠牲なのだ。イタリアやその辺の国にとってなじみ深いテーマな…

ああ、国民国家の馬鹿らしさ

「タッチ・オブ・スパイス」はギリシャ映画らしい。この物語の背景はキプロス島をめぐるトルコとギリシャの紛争。「やさしい嘘」は、民主化したものの経済の建て直しが上手くいってないグルジア。こんな貧しい東欧の国から志を持った人が西欧先進国へ不法に…

帰省中だった息子が帰っていった。かれは来年、違う大学の院で数学を勉強することになっている。「どーやって生きていくんだろうねえ」とみなが彼を案じているのだけど、本人はどこ吹く風のご様子。洋梨をどっさりいただいた。息子たちは「梨のパイにして食…

アイデンティティ

ここを*1感動しながら読んだ。このまえTVが「9.11の日本人犠牲者」というのを放送していた。とても印象的だったのは、かなり多くの遺族のかたがたが日本政府に不満をもっていたことだ。根本的には、公的な慰霊に準ずる何かを欲しているのではないかとわたし…

DVD

「SURVIVE STYLE5+」「レイクサイド マーダーケース」「東京タワー」「コンスタンティン」 「SURVIVE STYLE5+」、すごく面白い!岸部一徳ってコメディの才能もあったんだ。「レイクサイド マーダーケース」では久しぶりに薬師丸ひろ子を見た。かつて一世を…

葡萄園の労働者

ここを読んで連想したこと。*1むかし、5才と11才の息子たちが仕事を手伝ってくれたので、お小遣いをあげたことがあった。兄のほうは役に立ったけど、弟は、ほとんど遊んでいた。あのときあたしは二人におんなじだけのお小遣いをあげた。どうしてそうした…

「closer」

DVD

「closer」/パトリック・マーバー原作島尾敏雄の「死の棘」を思い出す。 「どこでヤッたんだ!」「あのソファよ」、台詞のリアリティは、愛着やら信頼やら所有欲やらが躯から引きはがされていく痛みの力。心に残るのは追いつめられたジュリア・ロバーツが渾…

DVD

「ブリジッド・ジョーンズの日記続編」「ネバーランド」「冬の運動会」「アビエイター」「ダブリン上等!」「フレンチなしあわせのみつけ方」ブリジット太りすぎ・・。ビーバン・キドロン監督は(インタビューで盛んに)レニーの「虚栄心の無さ」をたたえて…

夏休み

世界陸上も終わったし。 あーあ。

「宇宙戦争」

DVD

「http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HDWU/hatena-22/ref%3Dnosim/249-5382672-0885919」を見てきた。「日本ではトライポッドを2つ3つ倒した」とティム・ロビンスが言う。それは「絶望するほど強い相手と戦うとき身を犠牲にするテロ攻撃があ…

性的アイデンティティ、加えて自国の文化、ああ、悩めるアリム。(ボーイ・ミーツ・ラブ) コミック本の原作者ハービー・ピーカーの日常。彼はセレブになっちまったけど、日々の暮らしなんてこなもんさ、とおもう。ハービーのように「容易なことでは楽しまな…

10年ぶんのパーソナルカラー

あたしはずいぶん前、7.8年くらい前にパーソナルカラーって考え方があることを知り、さっそく本を買って自己診断し−パーソナルカラーは季節の色でタイプを分ける−あたしはウインターだった。びっくりした。淡いくすんだ色しか似合わないと思っていたんだ…

「日本とドイツ 二つの戦後思想」仲正昌樹

いったい、日本とドイツの戦後処理は何がどう違うんだろ、と長いこと疑問に思っていたので、この本に飛びついた。本のおわりで仲正氏は次のように書いてはる。 日本の戦後思想史について「常識」として知られていることを、他の国と比較しながら相対化すると…

家族/意図

わたしにとって結婚とは「一緒に居る」こと。わたしは子供を作るために結婚すると思ったことはない。 誰かと一緒に居て一緒に何かをする。一緒の暮らしは共同の行為、つまり共同の意図で満ちている、といってもいいだろうか? 意図は、行為の枠組みのような…

サガン

tv

NHKBS、瀬戸内 寂聴がフランスを旅する。それはフランソワーズ・サガンを偲ぶ旅なのだ。サガンは瀬戸内氏と対談したときに、彼女の出家を「うらやましい」と言ったのだという。瀬戸内氏はサガンの最後を看取ったという親友に「うらやましい」ということばの…

DVD

「舞台よりすてきな生活」「サーティーンあの頃欲しかった愛のこと」「黒猫・白猫」「ビッグ・バウンス」「パーマネント ミッドナイト」

「キャスティング・ディレクター」(2)

エディの葛藤の社会的側面について。「生き馬の目を抜くハリウッド」ゆうようなステレオタイプな推理じゃおかしいと一日たって気がつく。 妻に引き取られている(らしい)息子がエディのところに遊びに来ているシーン。それと、恋人(ダーリーン)との生活感…

「キャスティング・ディレクター」(1)

DVD

「ホワイト・ライズ」「アシッドハウス」「キャスティング・ディレクター」「ピーター・セラーズの愛し方」「ホワイト・ライズ」はポール・マクギガン監督。この人のモンタージュのセンスが並じゃないつうか、好きなセンスだっつうか、で、他の作品も探して…

家族/イデオロギー

子どもが産まれる限り家族はなくならない、とあたしは思うな。子どもの保護者が親であろうと親戚であろうと他人であろうと、一人以上の保護者と子どもはやはり家族というユニットを作る。そのとき、家族はどのようなイデオロギーで取り囲まれるのか? ネタバ…

The Stepford Wives

DVD

「ステップフォード・ワイフ」「ボーン・スプレマシー」「オーシャンズ12」「ふたりにクギづけ」 ネタバレ注意! 「ステップフォード・ワイフ」は中途半端でつまんなかったのに、あたしは悩まされている。3.40年代?の、男に従順な美しい妻になるという…

家族/ディシプリン

NHK「日本のこれから−少子化」を見て。司会者の質問に、60才くらいの男性たちが「それは私的な思いを聞いているのではなく、公として自分はどう考えるのか、ということか?」と問う。2.30代の男性が「自分のことを考えてそれが押し進められていけば公…

家族/機会の平等

あたしの家族は、学校、仕事、病院・・etc.といったものに取り囲まれている。あたしというものはこうした社会システム(教育、医療、労働・・)と繋がった「家族」のなかで作られ、夢をみる。それが「管理型社会」という統治なのかもしれない。昔は、家族の…

コンフェデ杯 ブラジルと引き分け。(;_;)じーん。フッチボル・アレグレ!ヒデはすごい。攻撃を組み立てる意志、というか、つよい。ジーコ監督もすごい。 最近、「家族ってどうゆうもの?!」などと考えだし、あまりにもつかみ所がなくなにか面白い本で…

コンフェデ杯 ギリシャに勝った。\(≧▽≦)丿ところであたしは足の小指の、隣の指、1本だけを2週間くらい前に強打。ぽんぽんに腫れ上がってたのが、やっと痛みが引いてきたと思ったら、くにっと捻ってしまって、今度は前より腫れて痛みもひどい。で、その痛…

DVD

「いま、会いに行きます」「Ray」「スカイキャプテン」「クジラの島の少女 [DVD]」「わたしたちが結ばれるのは決まっているのよ。」巧の耳元で美しい声がささやいた。「すきよ。」−運命は澪の身体のなかに受け入れられ折り曲げられ、生きる意志となって、巧…